外航船が安全に貨物を運搬できるよう陸から全力でサポート!
美須賀海運株式会社
■工務監督 船舶管理部
■2011年入社
■国立・海事科学部 卒
■佐藤 立水Sato Tatsumi
自社・他社船主が所有する外航船(チップ船やばら積み船)の船舶管理業務を行っています。
船舶がトラブルなく航行できるように船や搭載機器の状態を把握して整備計画を立案したり、トラブルが発生した場合は可能な限り短時間で復旧できるよう
トラブルシューティングを実施したりします。また、船が航行する為には数多くの証書を所持しておかなければならず、それらの証書の有効性を維持する為の手配などを行っています。その他にも、近年では特に環境に対する規制が増えて来ているので、その規制へ適応する為の対策を考案したり、利便港(国内外問わず)では実際に訪船して自分自身で船や機器の状態の確認、乗組員(主には外国人)との打ち合わせ、入渠工事の整備計画立案及び実際に工事の立会いなども行っています。
定期的に訪れる大きな仕事の一つとして入渠工事の整備計画立案及び立会いがありますが、担当として最初から最後までやり遂げた時にやりがいを感じます。
入渠工事は海外ドックで実施されることが多く、もちろん現場では日本語は通じません。また自分の判断一つで工期や費用が大きく変化していきます。
当然天候や思いがけない不具合の発見等により計画通りに工事が進まないこともありますが、そのような中、遅延なく工事を完了させて無事に船を通常の航海に戻すことができた時は大きな達成感を得ることができます。
就職活動は自分が今まで知らなかった業種に出会うことができる機会です。私も就職活動中に、学生時代に知らなかったこの業種と出会いました。
そして世の中に船に関わる仕事が数多くある中、この船舶管理という仕事はメジャーではありませんが、とても重要な仕事だと実感しています。
また船は世界中の海を走っていますので、色々な国に寄港し、その国・人によってまた様々な考えがあります。この仕事ではそういった人たちを相手にワールドワイドに仕事をすることができます。
もし世界を相手に仕事をしたい、船や貿易に興味があるといった方は、是非一度会社訪問等で話を聞いてみてはいかがでしょうか。